ふらん病の治療。

桜庭りんご農園のウリタです。
連日良い天気で、
どんどんりんごの花も咲いてきていることでしょう。
来週から、いよいよ「花摘み」作業に取りかかるようですが
その前の、畑作業の一環に「ふらん病の治療」があります。
ふらん病とは
りんごの幹に、どこからともなく飛んできた
きのこ類の胞子が付着して
樹皮を腐らせるというやっかいな病気です。
さらに、空気感染しますので
早急な治療が必要となります。
IMG_1930.jpg
樹皮をかりかりして、ふらん病がついていないか確認したものです。
(この樹木は大丈夫だったようですね)
IMG_1926.jpg
こちらが、ふらん病の治療跡。
塗布剤を塗ったところが黒くなっています。
せん定後の切り口も、ふらん病が尽きやすいので塗り塗りして防ぎます。
野外栽培なので防ぎ切れない病気なので
早期発見、早期治療が大事なんです。
こうした菌も大敵ですが
こちら、樹木の下にてんてんとぽっかり穴があいてます。
IMG_1934.jpg
モグラさんが掘った穴を再利用した
野ネズミの巣穴!
モグラさんは肉食なのではりんごの根を食べませんが、
野ねずみは、りんごの根をカジカジしちゃうので
これによって、生育が弱まり立ち枯れしてしまうのです。
植えたばかりの苗が被害に合いやすく
すでに、何本も被害にあいました。
黙っていればかわいらしいねずみですが困ったものです。

コメント